雲鶴堂こぼれ噺 #8

あなたのお家のお箸の素材は何?


お箸は東アジアにとって、シンボルのような存在。そして、子どもが成長する中で、第一関門かもしれない。
国が違ったとしても、使い方は一緒。サイズもさほど差がない。どちらかというと、材質が地理・習慣などに影響されて、バラバラ。

絶対王者はやっぱり木材だと思う。軽いし加工も簡単。工夫すれば芸術品にもなる。もちろん、原材料のコストも手ごろな価格。木材以外に、竹・陶器・金属などもあり、それぞれの長所と短所もあり。とは言え、原材料価格、加工難度、重さを天秤にのせて考えたら、木材は最適解だろう。

しかし、近年、中国のお箸市場には、変化が起きている。天秤の上で、衛生という分銅が段々重くなった。木材系のお箸は、大まかに塗装と無塗装で分類できる。無塗装は使うほど、色んな汁が染み込んでいく。菌のもとになり、匂いも半端ない。そうすると塗装が主流になるが、塗料による発がんのリスクは無視できないし、そもそも塗料だろうがコーティングだろうが、ある程度使用したら落ちる。欠けたとこに、結局いろいろ染み込んでいく。となると、陶器か金属か。陶器が優秀だけど、落ちたら終わり。金属の代表格ステンレスは重さで嫌な人続出。

ここで、視野の中に入って来たのはチタン。特に近年、民間用のチタンの生産量が増えて、お箸の原材料として、贅沢なものから普通のものへ変わってきた。そして、やっぱり一番魅力に感じるのは、あの丈夫さなのに重さをほぼ感じないこと。

確かに、木製お箸5膳セットは1000円くらいに対して、チタンお箸は頑張っても、990円で一膳。社長として、もっと頑張りたいところだが、『墨丸』くんとその友達のエサ代が必要なので、これ以上は、しくしく。
私は、チタン鉱山を探す旅にでもいくか。
と、後半除く、使い慣れていない堅苦しい文章だった。

ところで、あなたのお家のお箸の素材は、何?

社長 R